2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
豆殻を燃して煮られる豆 (格差) 背比べして笑いあう花
眠れずに君が涙で悲しみを加水分解している夜更け
失ったものの大きさ 手に入れたものの優しさ うん まぁ いいや
別々の夢を見ている そう それが? 君の隣の隣は君だ
そう たぶん世の中は間違ってない 君が笑った…ほかに理由が?
えっちだな 変な棒を変な穴に入れたり出したりされる耳掻き
それぞれの目線の高さ それぞれの歩幅 僕らは坂の途中で
ワガママを通しちゃうから これからも隣を歩くのを決めたのも ありがとう 生まれて来てしまったけど 僕は君にたどり着けたんだ 生きていくことなら別に洒落でいい 君と笑えているから それで
解釈の分かれるところ 無愛想で不機嫌がちな君の笑顔の
何だかんだで、当ブログも一周年の運びとなりました。うん。なんとか短歌も一年は続いて、まだほっぽり出してはいない。一年で、短歌関連のエントリが250弱。ほぼ三日で二首ぐらいのペースで詠み続けてきた計算か。いや、かなりムラッ気があるのは否定しませ…
Uターンせざるを得ない 運悪くレジのバイトが女の人で
鍵を掛けたかわからない Uターンするかしないか いや するけどさ
しあわせの典型として君といてステロタイプな天啓が来て
柵の縁と自由の離型剤 使い切り得た60時間
焚き付けがプラスチックの魂じゃ燃え上がらない 生煮えの夢
僕はもう煮えくり返る鍋の底忘れ去られた大根でいい
煮沸消毒するべきは 肉 今夜しゃぶしゃぶなんて食べに行かない?
燃されるか煮られ喰われるかの違い 豆達よ撃て 本当の敵
カタカナにしてヰタ・セクスアリスなど高尚ぶって晒す性癖
閉じた傘 上がる歓声 〜Rainbow〜 僕はカタカナ君はひらがな
毎日が僕達の日々だった夏 始まりを待つ夢の結末
緩慢な運動停止 致死量に達する孤独 寝違えた頚
もう二度と目覚めないよう致死量に達する甘い夢を下さい
戦場は君が達人になるまで待ってくれない 死ぬな 戦え
毎日が僕達の日々だった夢 始まりを待つ終わらない夏
嫉妬など前菜に過ぎない 塩も振らずにどうぞ Lettuce only
姉さんの未来の人に嫉妬して雛人形はまだ出しておく
いかないで なんて嫉妬は押し隠し塩も振らずにレタスを齧る
この街の熱量保存則として36℃の君の手のひら
この街の熱量保存則として温度をくれる君の手のひら