2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧
ただいま終了致しました。 インプットを増やさないとアウトプットに限界が来るなぁ、というのが率直な感想です。ありがとうを刺激をくれるすべてのものに。しばらく潜って大きくなってまた帰ってきます。 主催の五十嵐きよみ様、御同行の皆様方、ありがとう…
001:春 春の野に遥けき昇華 蒲公英で在ることはできないまま眠る 002:暇 暇を見て育て続けた天馬がさ あんな立派になりやがってさ 003:公園 赦されてまだ座ってる 公園のベンチ 夜風は 闇は やさしい 004:疑 積年の疑問 どうして弁慶は股間蹴られて平気だっ…
解放は遠く 昇華はなお遠く 祝福の炎天に焦がれる
泣いた夢 イコール 開かない記憶 それは要らないものだ わかるな?
毒/救い 墜ちてしまえば同じこと その腕に抱かれて死ぬ夢
根を羽に実をうたに換え蒲公英は海鳥として海図を渡る
交差する黄色い線と赤い線 心斎橋で君とおわかれ
黒石が陣取る隅に突っかかる ひっくり返されると知りつつ
腹の底から「せぇの!」って声で とぶ とりあえずミライはサクライロ
傘も手も荷物も全部携えて 悲喜交々も君と丸ごと
烈火でも劫火でもなく君のため暖炉にともる情熱であれ
旅に出た人をおもった 僕もまた そろそろここを出ていく時間
恐怖とは少し違ったsomething 君の自作の謎dancing
今もなお僕は汚い 石鹸の泡に流れし14の心
その笑顔らしきものなら僕のため そのマニキュアは誰のためなの?
泣き顔のとても綺麗なひとだった 今 泣いているのは誰のため?
ただの水たまりなんだと思ってた 本当は海だった涙目
巷には龍馬気取りの土佐訛 被り続けている鉄仮面
トラックを抜けだし街へ駆けだそう 三千分の一の世界で
疎まれて孤高を気取る不精ヒゲ 孤独じゃないよ ないんだってば
明け方のサファリパークの静けさにダムダム弾を撃ち込みに行く
シェフィールドナイフに告げる 人を刺すのは絶対にお前ではない
マウイフィズ 引かない微熱 十六夜の月の銀鏡に君を浮かべて
今 第二宇宙速度で投げ上げる誰のものでもなかった祈り
君の手がつけた指紋は消せぬままリンダリンダを風呂場で歌う
青春の電気炉は燃ゆ B型の熱電対も焼け切れるほど
指先を滴り落ちるレモンティー スーパースローで再生してる
微少距離微少時間のズレたまま相変わらずの日々だけがあり
あとがきに代えて誰かのフォトグラフ 涙を流す誰かをおもう
あちこちの言葉を混ぜて来た「これ」は何弁だろう? のり弁を喰う