2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

091031 3

走ってた 確かにそこにあったんだ 夕焼けと黄昏の間に

092:夕焼け(南 葦太)

小豆色 夕焼け空に出たという小さな虹を君は見たかい?

091031 1

冬の月 太陽の夏 僕の手にどんな苺が育つのだろう

091:冬(南 葦太)

厳密に言えば違うのだろう 冬 求めていても求められても

091028 5

さだまさし「親父の一番長い日」の編曲は山本直純だ

090:長(南 葦太)

もう少し幸せであるべき人のかつて切り落とした長い髪

089:テスト(南 葦太)

チューリングテストぐらいはすり抜ける程度の知性なら持っている

091028 2

寝過した 雄であり飼い犬じゃない テスト捨てろと脳が言うから

091028 1

さだまさし「親父の一番長い日」の編曲は誰?答はwebで

088:編(南 葦太)

ここからが軟弱野郎地獄変 まだこれからだ 立志編・完

091022

意味もなくなんか気分で喰ってみる抹茶羊羹入りオムレット

087:気分(南 葦太)

「どうしたの?」「どうもしないよ」「じゃあなんで笑顔?」「いいやん」「なんなの?」「気分」

091015 3

符ハネとか点計算は別にいい 要は三回勝てってことさ

086;符(南 葦太)

全休符withフェルマータ 沈黙は平衡 見た目動かないもの

091015 1

クリスマス色のセーターなんか着て 君はそこにはもういないのに

085:クリスマス(南 葦太)

どうにでもなるよ今年はクリスマスとかもういいよ 眠らせてくれ

091014 9

仇打ち 憤怒の河を渡るとき 食べられたとっておきのプリン

091014 8

一粒の砂を抱えた一滴の気概 やがては大河へ至る

084:河(南 葦太)

熱もなく全てが終り目を閉じる 一人で渡る水のない河

083:憂鬱(南 葦太)

雨降りに手にした自由 憂鬱も傘も持たずに歩いていける

091014 5

アメ玉が溶けて退屈/憂鬱はただのタイクツ/ユーウツになる

091014 4

姫様の憂鬱な顔など不要 吹き飛ばせバクダン・スペシャリテ

091014 3

なぁ 今日はあのコ水色みたいだよ 情報源は明かせないけど

082源(南 葦太)

源泉は枯れたのだろうあとはもう罅割れだけの真夏の残渣

091014 1

恐らくはみんな疑問に思ってる源しずかの入浴時間

091003 2

早生晩生 賞味期限は一定で収穫されず腐った蜜柑

081:早(南 葦太)

早過ぎる目覚め 意味など多分ない 恋人が螳螂になる夢

080:午後(南 葦太)

土曜日の午後 すり減った日々をいま荼毘に付すため歩き出す旅

091002 6

午後3時が低くつぶやいた たまには納豆でも喰おうかな

091002 5

またひとつ悲しい歌が今日の午後どこかの街で生まれたらしい